グリッジ誕生の物語
〜失敗と挑戦の連続から世界へ〜
資金が尽きかけた日も、PMFを見失った日も、それでも「終わるわけにはいかない」と走り続けてきました。
数々の挫折を乗り越えながら見えてきたのは
「音楽の力を、日本のエンタメをもっと深く、遠くへ届くのではないか」という強い想いでした。
グリッジはこうして生まれました。
ここでは、代表・籔井の歩みを通じて、グリッジがなぜ生まれ、何を目指しているのかを紹介します。
私たちがなぜ「グローバル × エンタメ × ファンダム」に挑み続けるのか。その軌跡をご覧ください。
売れないバンドマンから
売りまくるサラリーマン
そして経営者へ。
上京と思うようにいかない道のり
グリッジは、もともと籔井が前職の会社で立ち上げた新規事業から始まりました。取締役の柚木も同じ会社に在籍しており、2人で事業を立ち上げたのがきっかけです。
籔井自身、30歳までバンドマンとして活動。その後サラリーマンになり、8年間働く中で、「やっぱり自分で何かをやりたい」という思いが消えることはありませんでした。
起業のキッカケと縁
当時(2017年頃)、仮想通貨やブロックチェーンが話題となっており、それらを活用したクリエイター向けのグローバルファンクラブサイトの構想がありました。しかし、プラットフォーム事業には資本が必要。「赤字を掘ってから成長するJカーブ」を描くには、資金調達が前提であり、自己資金だけでは無理だと判断しました。
その後、「自分でやっていきたい」という思いが強まり、社長や仲間たちのサポートを受け、独立を決意します。
Gridge = Global × Bridge
世界に橋を架けるグリッジ=グローバル×ブリッジ
「1年で終わるなんてダサい」
資金難とPMF失敗の連続
最初の挑戦は失敗、資金は残り30万円に
独立後に始めたのは、PinterestやInstagramのようなクリエイター向けプラットフォーム事業。しかしすぐに「これはPMF(Product Market Fit)しない」と気づきました。
自分が作りたいものを作ってしまい、市場が求めるものではなかった。プラットフォーム事業を撤退し、当時のCTOも離脱する中で、小笠原(現社員)がジョイン。
当時はあらゆる事業構想、といっても今思えば恥ずかしい妄想ばかりのアイデアを出しては断念の繰り返しの日々が続く中で、世界中のビートメイカーの音楽をYouTubeで24時間配信するLofiチャンネルを開始。
同時に取締役の柚木と試行錯誤していたグリッジはレーベル事業をスタートさせます。
なんとか資金調達に成功
エンジェル投資家や事業会社からの資金調達に成功し、資金ショートを免れました。「よくこのタイミングで資金調達できた」と今でも思うほど、ギリギリのタイミングでした。
原動力は「ダサく終わりたくない」気持ちだけ
「1年で終わったらカッコ悪い」——その一心で、アクセラレータープログラムに応募するなど、できることは全てやっていました。
「誰かのための事業」へ。
受託型サービスへの転換
理想ではなく、目の前の課題解決を
プラットフォームやレーベル事業の理想は一旦脇に置き、「目の前の人の課題解決」のために受託型サービスをスタート。
クライアントから「ありがとう」と言われ、頼られることの喜びを久しぶりに感じ、事業の本質を再認識します。「事業は誰かのためにやるもの」——その原点に立ち返った瞬間でした。
少しずつ事業が広がり始める
最初は海外インフルエンサーに日本の音楽を歌ってもらうというシンプルな施策からスタートし、2021年末には複数のマーケティング施策を統合的に支援する今の体制へと進化。

東南アジアでのUGC拡大とTikTokアワード受賞
偶然バズったインドネシアでの出来事
ある日、YouTubeの再生数が東南アジアで急増。現地のカバーシンガーやインフルエンサーたちが、自発的にアーティストの楽曲で踊ったり歌ったりしていたのです。UGC(User Generated Content)という概念が今ほど一般的ではなかった当時、1件1件リストアップして、アーティストのアカウントから「ありがとう」とコメントをしていきました。
その結果、UGCが爆発的に増加し、2020年の第1回TikTokアワード(ミュージック部門)でグランプリを受賞することができました
業界内での認知と新たな気づき
TikTokアワード受賞後、音楽業界のカンファレンス登壇を経て、多くの問い合わせが殺到。「音楽業界には“デジタル×グローバル”の知見が不足しているのでは?」というインサイトが見えてきました。
この気づきが、グリッジの進む方向を大きく変えていきます。



ファンダムマーケティングと越境ECへ

世界的アニメ主題歌の年間契約から拡大へ
ある日本の大手エンタメ企業からの依頼をきっかけに、SNS運用やKOLマーケティングなどを年間でサポート。その中で「こうした形の支援が求められている」と実感。
今ではファンダムマーケティング事業として、世界中のファンの声や行動を可視化し、越境ECやCRMとも連携した包括的なマーケティング支援を行っています。
数字だけでなく“声”を捉える
SNSやアナリティクスで見える「なんとなくの数字」だけでなく、各国の文化やトレンド、プラットフォーム特性を踏まえ、ファンやステークホルダーのリアルな声に耳を傾ける支援を続けています。

一緒に音楽の未来を創る皆さまへ
グリッジは、どんな逆風の中でも音楽と人の可能性を信じて挑戦を続けてきました。
「誰かのために」という想いを軸に、エンターテインメントを通じて世界中に新しい価値と熱狂を届けたい——そんな信念のもと、今日まで歩んできました。
これからの私たちが目指すのは、より多様で、より自由で、よりボーダレスな世界。
その実現のためには、同じ想いを持つ仲間やパートナーの存在が欠かせません。
ともに未来を描いてくださる方へ。
グリッジは、そんな皆さまと一緒に、次のステージへ進んでいきたいと考えています。
これまでの物語は、まだ序章にすぎません。
次のページを、一緒にめくりましょう。